「こなイト」にイカナイト!

「昔、夏休みになると‟盆踊り”が楽しみだった」

あるお母さん(おばあちゃん)のポツリと言った一言を聞いた息子さん。

その息子さんのお子さんが通う小学校は、来年度は少子高齢化のあおり・・・町内の3つの小学校は統廃合で一つになってしまい、今年度はそれぞれの小学校の‟最後の夏休み”になることが決まっていました。

 

よし!盆踊りを復活させよう!!

・・・と企画しようにも、ナニをどうやったらいいのか?ナニから準備しなければいけないのか?

そんなタイミングでご相談を受けました。

 

町名の”小長井”は町内の「川原浦」「里」「崎」の3地区の頭文字から採られた合成地名。

三つの小学校「小長井」「長里」「遠竹」がネガティブに統廃合でなくなることより、来年度は一つになることをポジティブに捉えて在校生一人一人にメッセージや夢や目標を短冊に書いてもらおう!それを提灯の下に飾って♪

「来年は一つになるよ!盛り上がろうよ!」ってさ。

それをキッカケに‟盆踊り”を50年ぶりに復活させる企画だと地元の協力が得やすくなうのではないかな・・・。

できたら、その会場を《A-KICHI(アキチ)》で開催してくれたらボクらも有り難い。

 

国道沿いにあるのに誰も見向きもせず、雑草生い茂る資材置き場だった”空き地”が《A-KICHI(アキチ)》になって一年。

復活する【盆踊り大会】に集まる人がみんな楽しんでくれて笑顔になって、『また来年も(盆踊りが)あってほしい!』と思ってもらえるその場所が《A-KICHI(アキチ)》であってくれたら本望なのです。

 

紆余曲折・・・

試行錯誤・・・

暗中模索・・・

天候を気にしながら、当日現場合わせのようなギャンブルのそれにも似た開催でした。

 

■ 第1回 こながい盆踊りナイト(通称:こなイト)/小長井地域づくり協働事業

主催:こながい町おこし隊

日時:2024年7月20日(土)17:00~21:00

場所:A-KICHI(諫早市小長井町井﨑402-1)

 

地元「小長井音頭♪」の総踊りで開幕。

まだ周りが明るいせいか・・踊る方はちらほら。

長崎日本大学学園中学校ダンス部「Luminas Orca(ルミナス オルカ)」

来場者に振り付けを教えていただいて、ステージだけでなく会場が一つになる感覚の盛り上げをいただきました。

 

地元の「山開産商 様」に従事されているネパール、ミャンマー、インドネシア、ベトナムからの実習生や技能研修生の有志による各国の民族舞踊は、華やかな衣装を身にまとわれて会場を華やかに。

長崎のジャンベクラブ・HOROYAKAN。

リズムは国境を超える!

佐賀県境の太良町納涼祭り実行委員会さまは、翌週「夏祭りがある」との告知で盛り上げていただきました。

有明海の向こう・・・吾妻町の和太鼓グループ「吾魂」。

勇壮な内臓に響く和太鼓の響き。

主催者「こながい町おこし隊」は「メンズ」と「レディース」に分かれて♪

メンズ:函館名物‟いか踊り”を、小長井名物‟ビシイカ踊り”で。

レディース:ハワイ語「カノホナビリカイ(日本歌/涙そうそう)」でフラ♪

紫雲エイサーは‟沖縄市「コナガイチョウ」”からの参加もありました。

地元「小長井音頭♪」の総踊りではじまった‟第一回 こなイト”は、「小長井音頭♪」の総踊りで締め。

これまでステージ出演していた方々も、来場いただいた老若男女が参加する総踊りで盛り上がりは最高潮に。

主催された「こながい町おこし隊」の皆さま、事故なくケガ無く無事に、そして盛況に閉会できたこと、

本当におめでとうございます!

ありがとうございました。

そして、お疲れ様でした。